私はエンパスでHSPです。
エンパスとHSPについて、その違いや類似性などをまとめた記事を見つけたので、詳細はこちらをご参照ください。
エンパスだっていうだけでも相当人の感情やら思念やらが入ってきてキツいのに、HSPでもあるわけですからとんでもなく生きにくい人生を送ってきてしまったわけです。
私のHSPとしての生まれてからの苦労話はこちらから。
赤ん坊の頃から母親に手をかけさせてきて、育てにくい子だったと今になって本当に申し訳ないと思っているのですが、そうやって生まれてきたのは自分の魂の青写真だったわけだし、自分で決めてきた合意の上のことなので、意味のあることなんだと思います。
あまり共感能力が高いと、上記の記事にもありますが人混みが苦手で疲労困憊してしまったり、本当は頼みたい仕事を申し訳なくて頼めないというような、困ったような事態になってしまうんですね。
そんな人が、病気の人と日々向き合う看護師という仕事を選んでしまった時点で、もうアウトです(笑)。
しかも、卒業して最初に就職したのが、がんセンターだったというね・・・
よりによって、がんセンターです。
大抵の方が亡くなる場所なわけです。
子供だって亡くなります。
そりゃキツいわ!やめたくなるわ!って感じです^^;
本当に、今までよく頑張ってきたねと、思い切り自分を褒めてあげたい気分です。
で、そんなふうに共感能力が高すぎて生きにくさを感じている人がいる一方で、他者に対して共感する能力を持たない人もいます。
自分の身に起きた出来事に対してはもちろん、悲しいとか嬉しいとか辛いとか思うのですが、他者に起きたことに対しては感情が動かないという人です。
テレビや映画を観ていて、可哀想な場面や辛い場面で共感して涙が出てしまうという経験の無い人は、共感能力がないタイプの人だと考えることができます。
共感能力がないと、誰がどこで何をしていようが、自分のペースで事を運ぶことができます。
職場で誰かが上司にすごい勢いで叱られていようが、自分の仕事をすすめることができるんですよね。
HSPでエンパスな私からしてみれば、とーーっても羨ましい!
ドラマのワンシーンとかで、誰かが恥ずかしい目に遭わされたり辛い思いをすることがわかっていると、もうその先を見続けることができなくなってしまうくらいなので、職場で誰かが怒鳴られていたらもうソワソワしてしまって、自分の仕事に身が入らなくなってしまう私にとってみたら、本当に羨ましいんですよね。
そして、これは日本人にはとても少ない割合だと言われていますが、いわゆるサイコパスと言われる人種もいます。
サイコパスにもいくつか種類があるのですが、この人達に共通する特徴は、自分に起きていることに対する感情すらも希薄だということです。
辛いとか悲しいとか、嬉しいとか楽しいとか、そういう感情が希薄だから、生きていても刺激が少ないんですね。
だから、動物を殺してみたり、中には人を殺してみたりして、刺激を得ようとするわけです。
有名な神戸連続児童殺傷事件の犯人・酒鬼薔薇聖斗は、サイコパスの中でも反社会的人格障害に分類され、人を殺すことで楽しみを得ていたタイプの人物です。
では、どうして人間にはこのように、共感能力があるタイプとないタイプ、果ては共感能力どころか何も感じないタイプがいるのでしょうか。
私は以前、自分がHSPだと気づく前に、サイコパスなどの人格障害について取り憑かれたように調べていた時期がありました。
おそらく自分とは対極にいる人種だとうすうす気づいて、その生態に興味を惹かれたからだと思います。
そしてわかったのは、共感能力というのは、平和な時代には必要な能力ではあるけれど、サバイバルな環境では無用の長物だということでした。
生物はみな、遺伝子レベルで、種の保存が義務として刷り込まれています。
命を守り、後に繋げなければならないという意識があるわけです。
過酷な環境に置かれても、種として生き残る必要があるからですね。
ヒトも同じで、大きな災害や天変地異などが起きた際、なんとか種としてのヒトを残していく必要があります。
共感能力は、自分以外の他者をも自分と同じように慈しみ、助け合うために必要な能力です。
ですから平和な世の中で、共感能力はとても力を発揮します。
みんなで仲良く、辛い状況にいる人を助け、お互いさまの精神で生きる。
平和な世の中を築くためには、とても有用な能力です。
一方で、弱肉強食のサバイバル環境においては、共感能力は邪魔になります。
水も食料もほとんどない環境の中で、他者に配慮し遠慮していては真っ先に死んでしまいますから、他者がどんな気持ちでいるかなど感じない方が都合がいいわけです。
共感能力のない人は、共感能力のある人に、その時点で優位に立っているということができます。
こうして、共感能力のある人は軒並み先に死に、共感能力のない人が生き残ります。
その中で、さらに淘汰が起きます。
共感能力のない人の中の、良心を持たないサイコパスは、食料をすべて独り占めにすることも可能です。
あるいは、生き残った人を殺してその肉を食べるかも知れません。
そうやって生き残ることができるのは、最後はサイコパスなのです。
種としてのヒトが生き残るためには、共感能力は邪魔なだけ。
種の保存という観点から見ると、共感能力のなさは生き残るための能力であるということができます。
平和な世の中を生きるために必要な人種と、サバイバル環境でも生き残れる人種を両方作り、どちらがきても種が続くようにバランスを保っている。
うまく出来てると思いませんか?
私は病院というところで働いていて、患者さんやご家族が味わう死や闘病の辛さというものに直面してきた中で、仕事と割り切っていてもどうしても涙が出てきてしまう場面がありました。
特に子供のがん患者に対しては、もう二度と関わりたくないと思うほど辛い思いをしました。
でも、そういう環境で働いている人もたくさんいて、それをライフワークにしている人もいるんですよね。
そういう人たちは、とても優しく、かつ理性的に、がんの子供とその家族に寄り添い、最適な環境を提供しようと頑張っています。
私にはとてもできないと、そういった立派な人達に対してコンプレックスを抱いたこともありました。
でも、そういう仕事をするためには、あまり共感能力が高くない方が適しているんですよね。
まさに適材適所。天職というのはこういうものなのかなと、そんなふうに今では思います。
共感能力が低いということは、世の中のためになる大切なこと。
感情を使わず、理性的に物事を判断し、仕事をすすめることができる、素晴らしい能力を持っている人たちです。
本当に世の中はバランスが取れているなぁと、つくづく感心しませんか?
今日は、一見難しいそうに見える共感能力というものについて、お話ししてみました。
さて、あなたはどのタイプ?
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