わたしのヒストリー

魂の導きに従って ―人生の棚おろし㊱—

 前回、「独立しようと決意した時のこと —人生の棚おろし㉟—」では、長年病院という組織で看護師をしてきた環境を見直し、フリーランスとして仕事をすることを決意するに至ったときのことを書きました。

 今回は、私が選んだ次の仕事についてのお話しです。

 仕事を休んでいたとき、私はほんとうにいろいろなことを考えました。

 それまで忙しく日常を生きることにかまけて、自分自身と向き合うことがなかった私にとって、休職するほど心身が疲弊してしまったということは、辛いことではありましたが悪いことではありませんでした。

 あれほど濃密に自分自身と向き合った時間を過ごしたのは、おそらく生まれて初めてでしたので、きっと神さまが与えてくださった休息だったのだと思います。

 ただ、その時は本当に辛かったので、藁にも縋る思いで色々なことを学び得ようとしていました。精神的に追い詰められるとスピリチュアルな方向に傾く傾向が人にはあります。そういった「見えないもの」の大切さに気付き、いろいろな情報を集めては自分の中に落とし込み、消化するということを繰り返していたのがこの頃でした。

 そしてそんな中、あるFacebookの広告と出会うこととなります。

 スピリチュアルライフコーチ養成講座についての、説明会のお誘い広告でした。

 詳細はよく覚えていないのですが、とても興味が惹かれ、広告をクリックし、たどり着いたところからメルマガの登録をその場でしていたのだと思います。

 定期的に届くメルマガを読んで、配信される動画を観ているうちに、スピリチュアルライフコーチというものにどんどん引き寄せられていきました。

 組織に縛られ、毎朝早くから満員電車に乗って通勤し、10時間近く拘束されたのち、クタクタになって家に帰るという毎日から逃れたい。どうせ生きているのであれば、生きている実感を感じたい。そのために何ができるかと考えていた私にとって、カウンセラーの知識をある程度活かすことができ、自分のように人生に悩んだり立ち止まったりしている人を導く仕事は、とても魅力的に映りました。

 日本は自殺国家です。とても豊かで恵まれた国であるにもかかわらず、自殺に答えを見出す人が多いということは、本当の意味で豊かではないということです。

 日常に埋もれ働きづめで疲れを溜めてしまうグレーの集団の一員だった私には、その意味がよくわかりました。

 自分もそこから解放されたい、疲れて自分を見失っている人々の力になりたい。私のような思いをする人を一人でも減らしたい。そう思うようになったのです。

 説明会に参加すると、さらにその思いは強くなりました。そしてその場で、養成講座に申し込んでいたのです。

 実はその前にも、NLPの体験勉強会などに参加してみるなど、自分の方向性を決めるための活動はしていました。NLPもとても興味深く、書籍を読んでいても非常に有用なスキルだと感じています。ただ、この時私の魂が反応したのは、スピリチュアルライフコーチの方だったのです。

 高額な養成講座でしたが、説明会の終盤には「今日私はこれに申し込んで帰るんだな」と感じていました。まさにフィーリング、魂の声が聞こえた瞬間です。

 こうして、この5月から始まったスピリチュアルライフコーチ養成講座に通う、スピリチュアルライフコーチの卵としての栢森まことが誕生することとなったのです。

 そのコースの中で、コーチとしてのスキルを磨くために12ステップのコーチングを何度か練習するのですが、実際に自分がクライアント役になって受けてみると、このステップを通じて自分でも気づかなかった様々な影響が掘り出され、今の自分を形成しているものの正体が見えてくるという経験をしました。そして人は色々なブレーキを持っていて、そのブレーキのせいで自分らしく人生を送ることができないでいるのだということが分かったのです。

 どんな人にもブレーキになる経験があるものです。そのブレーキを外し、魂が自由になると、人生を楽しむことができるようになるのだということを、身をもって体験しました。

 この12ステップのすばらしさを、たくさんの方に経験していただきたいと、心の底から思っています。

 スピリチュアルライフコーチの仲間たちとは、ずっと前からの知り合いのようにすぐに仲良くなることができました。これも同じ目標を持ち、高い波動を持った人たちの集まりだからなのでしょうか。私の中にある、他者への恐れのブレーキが、スピリチュアルライフコーチの仲間といる時はまったく発動しないのです。

 あるいは学びの過程で、そのブレーキも外れてしまったのかもしれません。長年苦しみ、生きにくさを感じてきた原因を取り除くことができると、人はこんなに身軽になるのだということを実感し、自分の進むべき道が見えたことにワクワクが止まりません。

 これまで36回にわたって、私の半生を棚おろししてきました。長い文章にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 私の人生に影響を与えた出来事は、まだまだたくさんあります。約50年の人生は、振り返ると本当にいろいろなことがあり、いろいろな人に影響を受けて形成されたものだということを感じます。

 この人生を選んで生まれてきたのは自分。様々なチャレンジを経て今ここに到達したことを、心から喜びたいと思います。

 人生の棚おろしシリーズは、ここでいったん終了となります。

 次回からは趣向を変えて、スピリチュアルに生きるためのお役立ち情報をお届けする予定です。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました(^▽^)ノ

 

ピックアップ記事

  1. 好きなものは堂々と好きと言おう

関連記事

  1. わたしのヒストリー

    娘を託児所に預けて -人生の棚おろし㉖-

    前回、「看護管理者への道 -人生の棚おろし㉕-」では、復職した病院…

  2. わたしのヒストリー

    看護の道を歩き始めた頃 -人生の棚おろし⑥-

     前回の投稿、「芝居との別れ」では、高校時代にのめり込んでいた芝居を…

  3. わたしのヒストリー

    ファザコンであることを実感した出会い -人生の棚おろし⑩-

    前回の記事、「看護師人生、最初の一段落」では、卒後初めて就職した病院…

  4. わたしのヒストリー

    女手一つで家を建てる -人生の棚おろし㉗-

     前回、「娘を託児所に預けて -人生の棚おろし㉖-」では、復職した先…

  5. わたしのヒストリー

    人生最大の逆風(2)—人生の棚おろし㉜—

     前回、「人生最大の逆風(1)—人生の棚おろし㉛—」では、看護部長と…

  6. わたしのヒストリー

    独立しようと決意したときのこと —人生の棚おろし㉟—

     前回、「人生最大の逆風 ―人生の棚おろし㉞—」では、長年信頼してい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. スピリチュアルなおはなし

    2019 セドナ体験記②
  2. スピリチュアルなおはなし

    人生の残り時間を無駄にしたくない
  3. blog

    読書で得られる3つの「いいこと」<前編>
  4. スピリチュアルなおはなし

    人生の選択に迷った時に、して欲しい質問
  5. スピリチュアルなおはなし

    ひとさまのガイドとつながるということ
PAGE TOP