今日はHSPについて解説してみたいと思います。
HSP とは、Highly Sensitive Personの略で、 直訳すると「とても敏感な人」という意味になります。 アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱したもので、 だいたい5人に1人程度の割合で存在すると言われています。
5人に一人というというと、人口の20%程度ということになるので、さほど珍しいものではありません。
最近では書店で HSP 関連の本を見かけることも多くなりましたし、ネット記事も豊富になってきたように思います。
HSP かどうかの診断はいくつかあるようですが、下記のサイトを参考にして私自身が診断してみたところ、25個中20個が当てはまりました。
かなりの高確率で HSP であることがわかりますね(^^;
HSPのすべて|特徴・診断・適職・敏感で生きづらい理由と対処法について
1.人の気分に左右されやすい
2.大人数の飲み会や集まりが苦手で、いつも居心地の悪さを感じる
3.急な予定変更にパニックになってしまう
4.疲れやすく、1人の時間が欲しいと感じる
5.友達が狭い範囲に少ししかいない
6.人の輪に上手に入っていくことができない
7.好きな人や友達、職場の人などに本音で話せない
8.すぐ人を好きになったり、相手に依存したりしてしまう
9.職場で周りの目が気になる
10.小さなミスにも激しく動揺する
11.一度に複数のことができない
12.ミスが怖くて仕事に時間がかかる
13.仕事を頼まれると断れない
14.怒っている人やトラブルを見ると落ち込む
15.同僚との雑談や表面的な会話が苦手
16.仕事で注意されると、自分が全否定されたような気になる
17.人混みで疲労困憊する
18.いまの仕事が向いてない気がして転職を繰り返してしまう
19.体調がすぐれないことが多い
20.ちょっとしたことで落ち込みやすい
21.職場異動や席替えなど、環境の変化にうまく対応できない
22.相手が望むとおりにしようとして疲れてしまう
23.時間にいつもギリギリ、もしくは遅れてしまう
24.自分で決めるよりかは他人に決めてもらう傾向がある
25.結果を出そうと頑張りすぎてしまう
私が自分の生きずらさを「なんか変」と感じ始めた頃、HSPの概念と出会いました。
この概念を提唱したエレイン・N・アーロン博士 は、自身がHSPであり、同じような傾向の人についてデータを集め、研究した結果を著書として残しています。
その著書を読んだときに私が受けた衝撃は、とても大きなものでした。
今まで自分が当たり前だと思っていたことが、HSPでないほかの人にとってみれば異常なことで、これまでの自分の人生で普通の人に比べたらどれだけ大変な思いを味わってきたかがよくわかったからです。
上記の診断項目を見ていただければわかると思いますが、HSPは人の感情を敏感に察知し、それに振り回されてしまう傾向があります。
なので、逆に人の感情を先回りして察知しようとする性質も持ち合わせているので、取り越し苦労のようなこともしょっちゅうです。
人と関わるとき、常に緊張状態でいるので、誰かと一緒にいたり話したりすると楽しい反面、とても疲れてしまいます。
だから一人でチャージする時間を持つことが必要だったりするわけです。
そんなHSPの気質を持っている人は、一生その気質と付き合うことになります。病気とは違い、HSPはその人の持っている性質なので、治る治らないという問題ではないからです。
では、HSPは一生生きずらさを抱えて生きていかねばならないのかというと、答えはNOです。
考え方を変えるだけで、ずいぶんと生きにくさを軽減させることができます。
人の感情に対して過剰に反応してしまう傾向のあるHSPの人は、「過剰に反応する原因(ブロック)」を探り、それを取り除いてしまえば楽になるのです。
例えば、何か頼みごとをしたいけれど、相手に嫌がられるのは困るという意識があるとします。
こんなことを言ったら怒るかな、と考えてしまうので、なかなか頼みごとができない状況です。
そうやって相手の感情を慮りすぎるあまり、行動に起こせず悶々としたり、あるいは実際に頼みごとをしたはいいけれど、ちょっとした相手の態度の変化が気になってドキドキしてしまうというようなことが頻繁に起きることになります。
それは自分の中に、「頼みごとをしたりして、相手に嫌な思いをさせてはいけない」というビリーフ(観念)があるからです。
そのビリーフは、昔から(おそらく生まれた時から)自分の中にあるものなので、なじみ深い当たり前の感覚です。
なので、何の不思議もなくそのビリーフに従って考えたり行動したりしてしまうのですが、それは当たり前のことではないと自分自身に認識させることが必要です。
頼みごとをしてもいい。自分だっていろんな人に頼みごとをされてきたし、人はそうやって頼ったり頼られたりして生きていくものだ。
普段の生活もそうだけれど、仕事はなおさらのことで、業務を円滑に進めるためにはお互いに頼みごとをするのは当然のことだ。
そういう当たり前の感覚を自分の中に落とし込む作業を、一つ一つこなしていくことで、HSPの症状は劇的に改善していきます。
ただし、これは簡単にできることではありません。
いくら自分で、自分の「当たり前」を見直す作業をしようと思っても、自分の中にその「当たり前」の感覚が染み付いてしまっている以上、その基準から離れることができないからです。
自分一人で何とかしようとしても、自分の基準以外が見えない状況の中では、そこにしがみついていることの異常性にも本当の意味で気づくことはできません。
まさに、わかっちゃいるけどやめられない状態です。
ではどうしたらいいのか。
カンタンです。誰かに基準を修正するのを手伝ってもらえばいいのです。
自分が信頼できて、HSPの症状を話しても笑ったりバカにしたりしない誰かに頼んで、自分の行動や考え方を修正できるように導いてもらうのです。
HSPはどうしても、自分の中で色々と思考をこねくり回して、自分だけで結論を出してしまう傾向にあります。
それをまずは打破するというわけです。
自分の思考や行動について、第三者に話し、いわゆる「普通」の基準に照らし合わせてどうなのかを判断してもらいます。
そしてその人の考え方が腑に落ちるまで、何度も頭の中でシミュレーションを繰り返す。
それを一つ一つやっていくと、少しずつHSPの症状は軽くなっていきます。
ただし、これはわりと時間もかかるし、失敗もしやすい方法です。
何より、その作業に付き合ってくれる相手がいなければ始まりません。
最近では、HSP専門のカウンセラーもいて、その作業をお手伝いしてくれるようですので、相談してみるのも手です。
12ステップライフコーチングは、この部分を非常にクリアに解決するのに長けたプログラムです。
HSPの症状を軽減させるだけでなく、よりよい人生を生きるための発想の転換をお手伝いすることもできます。
HSPでお悩みの方は、一度体験セッションをお受けになってみることをお勧めしたいと思います。
セッションがすべて終わった頃には、見違えるような自分になっているはずです^^
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