スピリチュアルなおはなし

2019 セドナ体験記⑥

さて、セドナ滞在2日目の午後を迎えた私たちは、4人ずつの2班に分かれてオーラリーディングを体験することになります。

オーラリーディングとは、両手を特殊な機械の上に置いてカメラの前に立ち撮影することで、その人のエネルギーであるオーラが色となって写真に写るので、それを読んでリーディング、すなわち鑑定をしてもらうというものです。

過去、オーラが見えるという人が同僚にいたことがありますが、それが写真に写るなんて!と最初は半信半疑でした。

でも、実際にやってみたら、なんと本当に全員違った色や形の影が写っていてビックリ!

私は、自分の右下に濃いオレンジ色の塊があり、そこから周囲を取り巻くようにオレンジ色の太い帯が伸びていて、その中心にまるで芯のように黄色と緑のラインがありました。そのラインは途中で一度切れ、再び薄く繋がっています。
そしてその帯が終わるあたり、自分の左下には緑色の塊があり、左右のオレンジと緑に挟まれた部分、つまり丁度胸の上あたりの中心部に、黒っぽい赤い光に挟まれた黄色い玉のようなものが見えるというものでした。

撮影をしたら、その写真と色の説明書をもって、それぞれ個室に分かれてリーディングを受けます。

通訳してくれる同行者がいたのですが、全員分の通訳が大変なのと時間がかかるということで、英語がまぁまぁわかる私は通訳なしで、トップバッターでリーディングを受けることに。

そこで私は、衝撃の経験をすることになります。

優しい牧師さん風の初老の男性が、私のリーディングを担当してくれました。
まず背筋を伸ばして、ゆっくり深呼吸をして、気の流れを整えます。

そして写真を見て、それが示すものについて、詳しく説明してくれました。

右半分が過去、そして左半分が未来。
中心部、胸のあたりにある塊が心臓、すなわち心を表している。

あなたは過去に2度ほど裏切りに遭い、傷ついた経験がある。
でも、自分でそれを癒し乗り越えて、今に至っている。

右側のオレンジは、エネルギーとバイタリティ、冒険する心や勇気を示している。
左側の緑は、癒しのパワー。

オレンジ色の帯の中に、希望や重荷からの自由を意味する黄色があって、経済的成功を意味する黄緑があるが、途中で途切れてしまっている。しかし途切れながらも現在に繋がっているので、心配しなくてもいい。

現在を示す位置に、癒しを意味する緑の塊がある。
看護師であり、コーチであるあなたは、癒しそのものである。

心配事を心配しているうちは、良き知らせは来ない。
着実に準備し、宇宙が「時が来た」と判断した時に、自然とことを成し遂げることができる。

今はストレスを感じている時。
人が何かを言ってきて、あなたを煩わせている

でも、そんなときは応戦せず、呼吸しなさい。

ただ大きく三回呼吸すること。そうすれば落ち着いて対処できる。

人と人とが諍うのがこの世の常。
誰かが何かを言ってきても、それは自分ではなく相手側の問題だと捉えること。
惑わされることはない。

あなたに足りないもの、それは呼吸することです。
呼吸することはすべてに繋がります。

ただ、ゆっくりと、呼吸をしなさい。
ゆっくりと、たくさん、大きな呼吸を。

あなたはオレンジの光に満ちている。
クリエイティブなオレンジがあるから、新しい世界に漕ぎ出して行ける。
冒険する勇気、外に出て楽しむ心を持っている。

だから大丈夫。
あなたの信じた道を行きなさい。

すべてが腑に落ち、納得できるリーディングでした。

私に必要なものは呼吸することだと言われた時は、あまりにも図星過ぎて、思わず涙がこぼれてしまった・・・

実は私には、HSPであるということも原因の一つだと思うのですが、人目を気にしすぎるというブロックがあります。

管理職として組織で働いていると、人から評価されることが必須なので、余計にその部分が肥大化してしまった可能性もありますが、人生の青写真を見ていくと、子供の頃に親から受けた期待に応えようと、一生懸命だったことが原因の一つだということがわかります。

実際、その部分が私の課題の一つだということがわかっていたので、最近ではだいぶそのブロックが外れつつありますが、まだ残っていることは常々実感していました。

そして、人目を気にすると必ず出てくる症状が、「息苦しさ」です。

なんか息苦しいなと思っていると、息をしていない。

そんなことが、組織で管理職をするようになってから、頻繁に起きていることに気づいていました。

見事にリーディングでそれを指摘されてしまい、もう驚くやらショックやらで訳がわからない状態に。

呼吸が足りないということは、代謝が上手くできないということに繋がりますよね。

呼吸によって体内に運ばれた酸素を、血液を介して細胞に取り込み、老廃物としての二酸化炭素を細胞外に運び出し、呼気として体外に出すこと、これが呼吸です。

それが滞れば、細胞そのものが酸欠に陥り、老廃物である二酸化炭素が溜まってしまうというわけです。

少し考えても、これが体によくないことはよくわかります。

呼吸はすべてに繋がっている
その言葉も、当たり前ですが衝撃でした。

普段意識せずに行っている生命維持活動である呼吸。
それを私は無意識のうちに制限している。

生命維持活動を止めているのと同じことです。

私は組織の中では、死んでいるのも同じだと。

そう気づいたのです。

今までずっと感じていた違和感が、すーーーっと氷解していくような、そんな経験でした。

このリーディング内容とは別に、頂いた解説書から自分で読み解いた結果を併せ、自分の課題がより明確になったオーラリーディング。

同行した仲間たちの中には、同じように涙涙でリーディングを終えて出てくる人もいましたし、思った通りのことを言われてびっくりしている人もいました。

それぞれがそれぞれにピッタリ合ったリーディング結果のようで、オーラってすごいものだと実感・・・

とても実りの多い経験になりました。

また、このオーラリーディングでは、私の抱える別の課題が一つクリアになるという経験もしました。

私は20代の頃英国に住んでいたことがあり、英語はまずまず話せるし理解できるのですが、なにせもうずいぶん昔の話だし、あまり自分の英語に自信を持っていなかったのです。

だから今回アメリカ旅行をすると決まった時も、英語が喋れるから大丈夫とは一切思わなかったんですね。

先ほども言ったように、人の目や評価を気にしてしまうブロックがあるので、完璧にできないと披露できないというところも手伝って、最初の頃はあまり英語を積極的に話してはいませんでした。

通訳を兼ねた同行者が1名いて、その方が8名分の通訳をしていると時間がかかってしまうし大変なので、私に何人かの通訳をしてくれないかと依頼された時、その自信のなさから一度はお断りしました。

自分が通訳なしで自分のリーディング結果を聴くのは、正確に理解できなかったとしても自分のせいなので問題はないけれど、人の結果を正確に伝えられなかったとしたらと思うと、そんな責任重大なことはできないというのが私の考えでした。

でもその時、ふと湧いてきた思いがありました。

これも私の課題の一つだということ。

繰り返し起きる人生のチャレンジのうちの一つであるということです。

それを今、セドナの地で、私は突きつけられているのではないかと。

そんな風に思ったのです。

よしやってみよう。せっかくいただけるチャンスなんだから、挑戦してみようと。

そんな風に思いました。

私のつたない英語力で、2人の方のリーディングを通訳させていただきましたが、そして冷や汗をかきながら、わからないことは何度も聞き返しながらになってしまいましたが、なんとか無事務めを果たすことができました。

本当に、ちゃんと伝えられたかは疑問ではありますが、私の通訳でいいと言ってくださった仲間に感謝したいと思います。

そしてもう一つ、通訳で入ったことで、自分とはまた違う別のオーラについての解説を生で聞くことができたことも、収穫の一つとなりました。

これはライフコーチとしても、とても良い経験になったと思います。

完璧でないとだめ、そうでなければ自信が持てない。

そんな自分の殻を、一つ破ることができたのではないかと思います。

こんな機会を与えてくださったことに感謝です^^

8人全員のリーディングが終わったところで、景色の良いバルコニーに出て記念撮影♪

みんないい顔してます♡

この日の朝、夜中の大雨が小雨になり、出発までには止んだというお話を昨日の記事でしましたが、雨上がりの空には実は虹がかかっていました。

私は直接見ることはできなかったのですが、仲間が撮ってくれた写真が素晴らしいので、ここでシェアしたいと思います。

まさに、「虹の架け橋」

こんな風に虹の根元が見えるという経験は、日本の、しかも東京という場所に住んでいる限り、滅多に経験できないものです。

セドナ2日目は、静かに自分と向き合うこと、それがテーマとなった一日でした。

夜はホテルの部屋でフィーリングノートをつけて、自分自身との対話を深め、あと1日となってしまったセドナ滞在に名残を惜しみながら過ごしました。

いよいよあと1日。
あっという間の3日間。

その最後の日がどんな一日になるのか、この時の私はまだ知りません。

最後の最後に、宇宙からの大きなギフトが待っていたというお話は、また明日にしたいと思います^^


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