昨日は友人と会ってランチしてきました(*^▽^*)
最近、私のコーチングを受けてくれたクライアントさんでもあるため、自然とスピリチュアリティの高い話になって、とても楽しい時間を過ごしました。
お互いにいい生活習慣が築けているので、普段はお酒はNGなのですが、たまにはいいんじゃなーい?ということで、美味しいビールを飲んでまいりましたよ^^
時々、翌日に仕事がない時などは、普段禁止していることをあえてやってみると、それがどんな効果をもたらしてくれているのかを実感することができます。
お酒は楽しい時間を提供してくれます。
その代わり、一定期間はクリアな状態でいることができなくなります。
瞑想もノイズが混ざって効果的にできなくなるんですね。
普段の生活がいかに尊いかを実感させてくれるし、友人との楽しいひとときももたらしてくれるし、時々は自分に許可をあげるものいいものだと感じました。
さて、そんな風に、臨機応変に状況に合わせて自分の形を変えることは、悪いことではないなーと最近感じます。
もともと私は硬直型で、「こうあらねばならない」というこだわりがとても強いタイプでした。
ある意味、自分の軸がしっかりしていて、ブレることがなかったんですね。
自分の中でブレがないということは、自分で作った基準にしっかり根差しているということなので、安定していることができるように思えます。
実際、誰かに何かを言われたりといった横風のようなものが吹いても、足元が揺らぐことはありませんでした。
「私はこうだから」と、自分の根っこを強く意識して乗り越えることができたからなんですね。
でもそれって、逆に自分を縛りつけてしまうことにもなりかねないんです。
根っこがしっかりしているということは、そこから動くことができないということとイコールですよね。
「自分はこういう人だから」と考えて、自分で自分を縛りつけているようなものなんです。
それは取りも直さず、外敵から自分を守っていることにもなります。
自分で決めた領域から動かないことの言い訳になるんですよね。
別の言葉で表現すると、「頑固」というヤツです。
こうして考えてみると、頑固なことは、いい面と悪い面があるというのがお分かりいただけるかなと思います。
私はHSPなので、自分でそのことを自覚し始めるずっと前から、自然と自分を守るための行動を取っていて、その一つが頑固に自分というものがどんなものなのかというこだわりを捨てずにいたということでした。
ブレずにいられるということを芯が強いとか、自信があるとかいう風なセルフイメージで捉えていたんですよね。
それはある意味、正解でした。
でも最近は、そのこだわりを捨てないと、前に進めないんだなということを実感しています。
こだわりというのは、顕在意識で自分にラベリングをしているのと同じなので、それが強ければ強いほど潜在意識に深くアンカリングされてしまいます。
アンカリングとは、アンカー=船の錨(いかり)を海底に下ろして船を定着させるようなものと考えてみてください。
つまり、潜在意識の底に、「自分はこういう人間だ」という観念が、深く根差してしまうことになるわけなんです。
潜在意識はとても膨大で、意識の9割以上を占めているので、そこに深くアンカリングされてしまったものは、簡単には動かすことができません。
つまり、少しくらい顕在意識に新しい情報を入れたところで、その人自身が変わることはできないということなんですね。
色んな知識を身につけて、頭ばっかりでっかくなっても、実際にその知識を効果的に活用できなければ、意味がありません。
潜在意識を書き換えないと、人は変われないのです。
だから、顕在意識で、常に「自分とはこういう人間である」「自分はこうあらねばならない」という硬直した考えを持ち続けて、それを盾にして逃げ込んでいる状態を続けていては、永遠に前に進むことができないわけなんです。
アルプスの少女ハイジの登場人物に、クララという車いすの少女がいるのをご存知ですか?
彼女は、本当は歩くことができるのに、「自分は歩けない」「庇護されなければ生きていけない弱い人間である」という思い込み(というか、こだわり)を持ち続けていたので、ずっと歩くことができないままでした。
でも、ハイジやペーターとの山小屋での生活の中で、自分も彼らのように自由に歩いたり走ったりできたらさぞかし楽しいだろうに、と思うようになります。
色々な人との関わりの中で、クララの「歩きたい」という希望が大きくなっていき、牛に襲われそうになるというきっかけを経て、自分の足が本当は動くんだということに気づくわけです。
でも、今まで長年歩いたことがなかったために、「歩けない自分」が当たり前になり、それ以外の「歩ける自分」のいる世界に飛び出すことに、恐怖を感じるようになります。
顕在意識では「歩きたい」と思っているのに、潜在意識に「歩けない」ということが深くアンカリングされているからです。
人は変わることを恐れる生き物です。顕在意識でいくら変わりたいと思っても、潜在意識に変わることを恐れる気持ちや、変わらないでいることの利点(クララの場合は、自分が「守られるべき人間である」という部分)が根強く残っている限り、変わることは永遠にできません。
結局クララは、紆余曲折の末に、自分の足で立って歩き、花を摘むことができるまでになります。ハイジやペーター、おじいさんなどの周囲の人々の励ましと協力があって、初めて潜在意識を書き換えることができたというわけです。
この物語は、潜在意識の書き換えが容易ではないこと、自分一人で成し遂げることが困難であるということ、さらに潜在意識が書き変わると不可能と思えることも成し遂げられるということを示していると考えることができます。
周囲の人の愛や利他の心があって初めて、自分のこだわりが外から揺すぶられて、顕在意識に芽生えた変わりたいという思いが少しずつ潜在意識に送り込まれることによって、ついには書き換えが成功する、というようなイメージでしょうか。
クララにとっては、「歩けない=庇護されるべき」「歩けなくても困らない」「歩けるようになる恐怖」といった意識が、歩くことへのブロックとなっていたわけで、それをアルムの人々の力を借りて取り除くことができたために、歩ける自分に変わることができたというわけです。
こだわりを捨てることは、自分が怖いと思っていることを乗り越える必要があるため勇気がいることですが、やってみると案外ビックリするほど簡単で、怖くないものだということがわかります。
自分のブロックがどこにあり、どんな影響を及ぼしているのか。12ステップコーチングセッションでは、そこを探ることに力を入れています。
このセッションを終えた時、自分では気づくことのできなかった意外なブロックに気づくことができ、それを手放したあとの爽快感を感じることができるというわけなんです。
誰にでもブロックはあります。
しかも一つではなく、いくつも。
それを手放して、生まれ変わった自分を発見してみませんか^^
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