スピリチュアルなおはなし

自分の価値は 自分で決める

昨日の記事「変わらないことの言い訳を 美しい言葉で正当化する人たち」(リンク先参照)で、お金とエネルギーについて少し触れました。

今日はそのことについて、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

日本人のお金に対する印象って、あまり良くないイメージがありませんか?

お金は汚いものだとか、金持ちはあくどいことをやっているだとか、お金がなくても幸せになれるだとか、そういう考えってわりと多くの人が持っているのではないかと思います。

これは一体何かというと、お金に対するブロックなんですよね。

日本人はお金についての教育を受けてきていません。それどころか、お金にこだわるのは良くないことだという刷り込みを、子供の頃に親などからしつこく与えられて成長します。

私の場合、幼い頃家が貧しかったということもあって、母から常に「お金は無駄にしてはいけない」「欲しい物があったらコツコツ貯めてから買うべき」「ローンを組んだら破滅する」「貯金をすることが美徳」などと言われて育ってきました。

貧乏だったのは主に父に原因があって、お金にだらしない上に自分で稼ぐ能力がなかったためなので、母がそのことで散々苦労した挙げ句、そのような観念を身につけてしまったということがあります。だから一概に母を責めるわけではないのですが、多かれ少なかれこのような間違った「お金の教育」を受けてきている日本人が多いというのが、私の個人的な印象です。

そうやって子供の頃からお金についての観念を植え付けられて育ってしまうと、お金のブロックがしっかりと出来上がってしまうわけです。

母はお金に苦労しながら、私を含め3人の子供を育ててくれました。
離婚してなんのスキルもない中で、紆余曲折ありましたが最終的には自分の店を持ち、地元で小料理屋を経営するようになって20年以上経ちます。

母にはそのようなお金のブロックがガッチリありますので、小料理屋のオープンの時に、料金設定をものすごく低くしてしまうという失敗をしました。

店が大通りから少し外れた奥まったところにあるということや、周辺の地域の土地柄なども考えると、あまり高い設定にできないという思いもあったのかも知れませんが、利益率の非常に低い料金設定にしてしまったんです。

私は「安すぎる」と何度か値上げすることを勧めましたが、母は色々言い訳して値上げをせずに営業を続けました。

結果的に、ほとんど利益が出ないまま、週6日間働きづめという営業スタイルに落ち着いてしまい、今に至っています。

これ、自分の作る料理や、自分の店で出すお酒などの価値を、自分自身で貶めているということになるんですが、その原理ってわかりますか?

料理に低い値段をつけるということはすなわち、自分の作る料理にはそのくらいの価値しかないと公言しているようなものです。

もちろん、安くて美味しいお店はたくさんありますし、手前味噌ですがうちの母の料理もとても美味しいです。

でも、安すぎる設定はエネルギーレベルとしては低いので、それ相応のものしか引き寄せないわけです。

土地柄ももちろんありますが、母の店にはその値段設定にふさわしいお客さんばかり集まってきます。

奥まった通りにあったとしても、料金設定がそれなりであれば、それなりのお客さんが集まって来てくれただろうなぁと思います。

自分の価値を自分自身で低く設定してしまったがために、ビジネスのステージを下げてしまったということなんですよね。

残念だとは思いますが、結局は母が自分でお金のブロックに気づいて、それを取り払わなければ何も変わらないので、娘である私はそのまま見守っているというわけです。

この話を聞いて、自分にも思い当たることがあるという方もいるのではないでしょうか。

商品の価格設定についてもそうですが、有料レベルのスキルを提供しているのにお金を請求できない人が世の中にはたくさんいます。

友人にプレゼントした手編みのストールを見た別の人が、材料費を払うから私にも作ってと言ってきたので、そのために延々と時間を使ってストールを編む、というようなことをしている人、いませんか?

友達だからという理由で作業コストを請求しないということは、自分の編み物のスキルを低く設定しているということにほかなりません。

友達なんだからタダでやってよ、安くやってよ、というモンスターは、つけあがると暴走します。

タダということはお金が動かないということですから、エネルギーが循環せず淀んでいる状態です。その状態には、その状態にふさわしい人が寄ってきてしまうのです。

ぜひ適正に自分の価値を設定してくださいね。

そしてこのことは、自分が提供するサービス以外にも通じることです。

他者の提供するサービスを受けようとする時、「こんなに高いの!?」と思ったとしたら、それは「こんなに高いサービスを受けるだけの価値が自分にはない」と思っているのとイコールだということです。

高いサービスにはそれなりの理由があります。

例えば、帝国ホテルのレストランはとってもお高いですが、それだけの価値がありますよね。

お料理は美味しいし、内装も調度品もとても素敵で、贅沢な時間を過ごすことができます。

それは、そのサービスにふさわしい料金(というエネルギー)を払って、おいしい食事と贅沢な時間(というエネルギー)を受け取っているということです。

そこでは大きなエネルギーの循環が起きているので、近所のファミレスで食事をしたときとは比べ物にならないくらいのリフレッシュ効果を得ることができますよね。

自分なんで帝国ホテルで食事するなんて一生ないわー、などと思っているということは、自分にその価値がないと思っているのと同じことです。

もちろん、現実的でない値段のものを無理して買うのは良くないですが(例えば年収500万の人がプライベートジェットを買うだとか・笑)、もっと身近な、少し頑張れば手が届きそうなものにお金を払うかどうしようか迷った時などに、こんな風に考えてみるとブロックを外すことができるのではないかと思います。

「私にはこのサービスを受けるだけの価値がある」

あるいは、

「私はこのサービスを受けることで、それだけの価値がある人間になる」

というのもいいかもしれませんね。

昔から言霊(ことだま)といわれるように、言葉にはエネルギーがありますから、こうやって自分に言い聞かせることはとても有効です。

あなたという人には、価値があります。

それを是非、自分自身で認めてあげてください。

そうすればきっと、自然と道は拓けますよ^^

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