先日、主に舞台で活躍する俳優の滝口幸広さんが亡くなられたというニュースが飛び込んできました。
死因は心筋梗塞だったようです。
私はかれこれ8年ほど前から彼を知っていますが、いつも元気なおちゃらけキャラでした。
TVドラマに出演することもありましたが、主に活躍の場は舞台だったので、彼の出演する舞台を観てきた経緯があります。
あんなに元気だったのに・・・と、報せを聞いたときは信じられない思いでいっぱいになったものです。
まだ34歳。普通だったら病になど倒れず、まだまだ元気にこれからの人生を歩んでいくはずだった年齢です。
きっと近親者も、多くのファンも、何より本人自身が信じられない思いでいることと思います。
大切な人が突然この世からいなくなってしまうという衝撃は、なかなか受け入れがたいものですし、もし受け入れることができたとしても、辛い思いはいつまでも心のなかにこびりつき、どんなに時が経っても折りに触れ蘇ってくるものです。
大切な人が亡くなって、それが自分より若い人、とりわけ自分の子供を亡くした方にとっては、想像を絶する悲しみに苛まれることでしょう。
私も、もし娘がいなくなってしまったらと考えるだけで恐ろしく、その先の人生を想像することができないほどです。
人は歳を重ねれば必ず死ぬものです。それは自然の摂理なので、悲しいことではあるけれど受け入れがたいことではありません。
むしろ天寿を全うしたと、人生の労苦を労うことが多いでしょう。
今生におけるお役目を果たし終えた時に、人は魂へと返ります。
それは年齢を重ねた人であっても、若くして亡くなる人でも、実は同じことなんです。
若くして亡くなった人は、その人生を通して何かを得たり、誰かに伝えたりして、今生での役目を終えた人なのだと私は思います。
ある有名な医療事故で亡くなった2歳の女の子のご両親は、その子の死を無駄にしないために、事故の原因となったチューブの誤接続が起きないようなシステムを、医療材料を供給する会社とともに作り上げました。
今では日本中にそのアイディアが広まって、誤接続防止チューブを使用するのが現代の医療水準におけるスタンダードになっています。
小さな娘さんの死が、日本の医療を変えたのです。
誰かが亡くなったことがきっかけで、何かが大きく変わる結末を生み出したとしたら、それは亡くなった人が今生で果たすべき使命だったと考えることができます。
亡くなることでその使命を果たす、そんな人生もあるのだろうと、そんな風に私は思います。
滝口幸広さんは、たっきーは、今生の魂の目的の中に、彼と関わるすべての人の中に、何かを残すために生まれてきて、その役割を果たすために亡くなったのだと、そう考えてみたい。
彼の魂の青写真には、今回の早逝が組み込まれていて、だからこそああいった明るいキャラで生まれ、俳優という多くの人にその存在を届けることのできる仕事に就いたのではないだろうか。
そんな風に捉えてみたいのです。
もし、誰か大切な人が亡くなって、悲しみのどん底にいる人がいたら、最初はその悲しみに寄り添ってあげてください。
つらい思いを抱えている人の思いを汲んであげてください。
そして、もしもその人が悲しみから立ち直れそうになかったら、このことを話してあげてください。
人生に偶然はありません。
誰かが死ぬということは、誰のせいでもない、その人の今回の魂の目的が果たされたということなのだと。
きっとその魂は、次のステージのための準備をしているはずです。
死に別れることは本当に辛いことですが、大切な人が今生で魂の成長を終えて、次のステージに移るための準備のために少しだけ休憩しているのだとしたら、そのチャレンジを見守って、応援してあげてほしいと思います。
たっきーもきっと、次の魂の成長のために一時帰宅しているだけ。またそのうちどこかで会えるはずです。
次はどんな形で再会できるのか、想像すると悲しみが癒え、会えるその時が楽しみになってくるから不思議です。
悲しみに臥せっていても、何も始まらない。
私達はその死から何かを学び、自身の魂を成長させていく義務があります。
死は終わりではなく、次のステージの始まりのとき。
そのことをいつも、心に留めておいてほしいと思います。
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