人の意識っていうのは、案外単純なものです。
例えば、何かとてもショックなことがあったとして、そのことばかり気にしていて頭から離れなかったとしても、もっとショックなことがあればそっちに意識が向いて、もともと気にしていたことがどこかに吹っ飛んでしまうというような経験、ありませんか?
あるいは、どこか痛いところがあってつらい思いをしていたのに、別のところが痛みだした途端、もともとあった痛みを感じなくなったりとか。
そんな傾向を利用すると、心が囚われている何かから、簡単にのがれることができるのではないかと思うのです。
最近よく聞く言葉に、マインドフルネスというものがあります。「今ここ」を大切にして、批判や評価をせずただその場を感じるという考え方で、過去にあったできごとや未来についての考えなどを排除して、今起きている現象のみに注意を向けるというものです。
普段私たちは無意識に色々なことを考えて生きているものですが、それはたいてい「今この瞬間」ではなく、過去の出来事や未来の不安などについてが多いようです。
でも、過去や未来のことは考えてもどうなるものでもなく、本当は今この瞬間をどう生き、何をするかが大切なんですよね。
なのに私たちは、普段はあまり「今ここ」ということを意識できず過ごしていることが多いため、気持ちが後ろ向きになったり憂鬱になったりしてしまうわけです。
冒頭に挙げた痛みの例は、まさに「今ここ」にフォーカスしているため、前に感じていた不安や痛みがどこかに行ってしまったといういい例です。
これを意図的に行うことができれば、あなたをコントロールしている痛みや不安から逃れることができるということですよね。
長年抱えていた腰の痛みを、マインドフルネスを使うことで大きく軽減したという人の例を、以前NHKで放送していたのを観たことがあります。
痛みにフォーカスするのではなく、例えば食事の時は一噛み一噛み意識を向けて食べるとか、歩く時は一歩一歩足を進めることだけに意識を向けるだとか、そう心がけていたところ痛みがだいぶ軽減したという話でした。
確かに、どんなに痛くても何か他のことをしなければならないときって、気が紛れて痛みを感じなかったりしますよね?
意識は一つのことにしか向かないという性質を利用すれば、このように痛みや不安を和らげられることがわかります。
痛い痛いと思っているといつまでも痛いし、不安だ不安だと思っているといつまでも前に進めません。
それどころか、痛みや不安がより大きな良くない現象を引き寄せてしまうことになりかねません。
でも、今この瞬間に自分が何をすべきなのか、何をしたいのかに意識を向ければ、自然と気持ちが前に向くものです。
大抵のできごとは自分の脳が意味づけしています。だから意識を書き換えれば過去や現実が変わらなくても、自分にとってのそのことの意味は変わるのです。
痛みに苦しむ自分が当たり前になってしまっていれば、その現実は変えられません。いつまでも未来に不安を感じていれば、あなたの未来は実際に不安に満ちたものになってしまいます。
だから意識を変えて、今この瞬間に何をすべきかを考えて、それに一心不乱に取り組めば、痛みも不安も脇に除けておくことができます。
なくなることはないかも知れませんが、脇に除けておけば、それらがメインで主張してくることはないので、ほとんどその存在を感じなくなるわけです。
過去や未来を生きる「可哀想な自分」は脇に置いておきましょう。今できることに精一杯取り組みましょう。
痛みや不安に怯えている暇があったら、前に進むのです。
立ち止まっていたらいつまで経っても前に進めません。
大丈夫、なんとかなりますから^^
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