前回はフリーランスナースの定義について書きました。
スポット看護師としていろいろな病院に派遣されて働くことも広義のフリーランスになりますが、現在では一般に看護師として個人で事業を行ったり、看護師の資格を活かして病院以外のところで働く看護師のことを指すという話をしました。
世の中には様々なフリーランス活動を行っている看護師がいますが、私が個人的に考えているのは、「カウンセリング業務」および「コーチング業務」です。
大学院の修士課程で看護教育を学んだ経歴や、看護師を含めた医療関係者の教育を中心に行ってきた中で、何かを「教える」というよりも、相手が「気づく」ことを手助けすることに、個人的な成長のポイントがあると考えるに至りました。
そして、人手不足が加速する世の中において、人の役に立つ看護師という素晴らしい仕事をしているにもかかわらず、報われず心身を疲弊させている看護師たち(自分も含む)を、組織の中からでなく外から援助することができないかと、そう考え始めたことが、カウンセリングやコーチングをメインの活動内容にしていこうと思ったきっかけです。
新人から中堅、管理職に至るまで、看護師たちにもっと元気になって欲しい。
また、物質的には充足している現代社会であるにもかかわらず、満たされない気持ちを抱えている一般の人たちのためにも、自分の知識や経験を役立てたい。そんな風に考えています。
また、勤務時間内にできないマニュアルや文書作成などを、残業したり自分の時間を使ったりして行っている仲間をみて、この作業を文書作成のプロにアウトソーシングできたらどんなにかいいだろうと思った経験から、マニュアルや看護に使用する文書などのひな型を作成する業務も請け負う予定です。
さらに、看護管理や看護教育、医療安全などの分野の資料をパワーポイントで作成し、それをもとに研修講師として活動するということも視野に入れています。
現在は、看護師向けの書籍2冊の執筆予定が入っています。そういったライティングの仕事も並行して続けていければと考えています。
今は正規職員として病院に所属しながらですが、少しずつその夢に向かって準備しています。
もしもフリーランスとしての活動にご興味を持たれましたら、是非ご連絡くださいね!
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