スピリチュアルなおはなし

原因不明の病は○○○から来ている?

世の中には色々な人がいて、色々な事が起きます。

医療の世界でも、「これ」と診断される病気はたくさんありますが、明らかに症状があるのに診断名がつかず、治療法さえわからない病気もあります。

人類の長い歴史の中で、先人たちが体系化して治療法を発見してきた西洋医学は、私達の生活を送りやすくしてくれましたし、寿命を伸ばし若々しくいられる期間を伸ばしてくれました。

そんな西洋医学といえども実は万能ではなく、未だ解明されていない部分もたくさんあって、いわば「神の領域」と呼ばれている未知のエリアが存在します。

脳の機能については特に解明されていないところが多く、学問的に見ても非常に興味深い分野であると考えられています。

私は医療の世界に長くいて、多くの患者さんにお会いしてきましたが、そのほとんどが「これ」と診断された疾患を治療するために入院していた人たちでした。

そういう標準化された治療を効率的に行うことがスタンダードな西洋医学の世界で、長く生きてきたわけです。

ですから、医療の世界で常識と思われていること以外のことがあっても、それを受け入れることができるだけの準備が自分の中にはこれまでありませんでした。30年もそこに根差した仕事を糧にして命をつないできたので、まあ当然といえば当然のことです。

ですがここ最近、そんな私の中の常識と呼ばれるものごとたちが、次々と書き換わりつつあるのです。

それはとてつもなく劇的な変化です。

人間というのは本来スピリチュアル的な生き物であるにも関わらず、現代人はそこから大きくかけ離れて暮らしているため、ものごとの本質が見えなくなっています。そのことに気づいた時、まるで水門が開いて一気に水が溢れこんでくるかのように、さまざまな「知るべきこと」が押し寄せてきてたとでもいう感じです。

私のライフコーチの師匠が非常にスピリチュアリティの高い人で、幼いときからの体の不調の原因を医療以外のところから解き明かし、それを克服したという逸話をよく話してくれるのですが、先日別の似たような話を別の筋から聞いて、「ああやっぱりそういうことって本当にあるんだな」と確信した出来事がありました。

原因不明の症状の一部が、実は過去生から来ていると言っている現役の医師がいるということを知ったのです。

その医師は過去生が見えるという体質を持っていて、患者さんの不可解な症状が実は過去生が原因で引き起こされているということを感じ取り、その原因を取り除く行動を患者さんにしてもらうことによって、原因がわからないまま続いていた症状がきれいサッパリ消えてなくなったという症例を経験したそうなのです。

過去生という明確に「ある」と証明することができない考え方は、一般的には信じないという人が多くいると思われるため、もちろんおおっぴらにそれを持ち出して治療をすることはできません。

でもその医師の方は、このことが原因不明の症状に苦しむ人達にとっての希望の光になることを感じているのでしょう。その事実をもっと広めたいというお気持ちがあるということを伺いました。

私のライフコーチの師匠も、子供の頃から原因不明の背中の痛みに悩まされ、片腕を上げることができないほどだったといいます。
ところがある時、過去生リーディングを行ってもらったところ、背中から刺されて息絶えた過去生の経験があると指摘されたそうです。

そこで師匠は、ほかの何人かのサイキックリーダーに過去生リーディングをしてもらったところ、4人くらいの人が同様に背後から刺されて絶命した過去生を語ってくれたそうです。彼らは師匠の過去生についてお互い情報交換をしていたわけではないのに、全員が口を揃えて同じようなことを言うため、過去生に関する情報を信じざるを得なかったそうです。

師匠は今ではすっかりその症状は消えていて、普通に日常生活を送ることができるようになったどころか、ダイビングや釣り、運転などを楽しむことができる人生を送っています。

これって、眉唾だと思いますか?

とても信じられないオカルトな話だと思いますか?

そう思うのは自由です。信じる信じないは個人の問題です。

ですが私たちには一つだけ、忘れてはならないことがあります。

人間のちからというのは、この大いなる宇宙の規模に比べたら、ごくごく小さなものだということです。

(地球を含む)宇宙にはまだ解明されていないこともたくさんあるのだから、ちっぽけな人類の未熟な文明で解明されていないからと言って、それが「ない」ものであると断じるのは大きな自惚れです。

見えなくても「ある」ものはたくさんあって、私達は常にその存在に敬意を払う必要があります。

例えば神さま。

その存在は目には見えないけれど、自然と神社では手を合わせたり、 悪いことをするとバチがあたるからと畏れたりしていますよね?

目に見えないものを恐れ、敬まう心を、日本人はみな持っているのです。

なのにどうして、常識に囚われて自分自身の自由を奪うようなことをしているのでしょう。

自分自身を病気にするような言動を繰り返しているのでしょう。

もしも何か原因不明の病に苦しんでいる人がいたとしたら、一度そこから目をそらして、今まで見たことも認識したこともない何かを見つめてみましょう。

そうるすると、何か解決策が見つかるかもしれません。

常識を疑え。

常に未知のものに対する興味を持て。

それが私達が本当の意味で成長するために必要なことだと感じます。

少しでも世の中の悩みや苦しみが解放され昇華されるように、そのために役に立てるように、常に常識の枠を取り払う考え方を心がけて、情報のインプット/アウトプットを繰り返していきたいと思う、今日このごろです。

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