私は野球が大好きです。
贔屓の球団の試合は毎年たくさん現地で観戦しています。
仕事ではないけれど、私のライフワークのようなものの一つといった感じです。
今年は忙しくて例年の1/4くらいの回数しか現地観戦できていないのですが、それでもやはり球場に行って応援したり、友人たちと会っておしゃべりしたりするのはとても楽しいし、活力が湧いてくると感じます。
秋になり、ペナントレースの行方とともに、個人の成績争いもヒートアップしてくる今日この頃、毎年ワクワクしたりドキドキしたりする一方で、悲しくて切ないお知らせを耳にすることも多くなってきます。
引退や戦力外通告を受ける選手たちに関するニュースを耳にするのが、この時期なのです。
今年もまた、私の大好きな選手が一人、引退を決意したというニュースが、つい今朝がた届きました。
決して突き抜けた成績を残したわけでもないのに、その選手が打席に立つと何かが起きる気がして(実際に何かが起きることも!)ワクワクする存在の彼は、2015年にチームが優勝した時の立役者でもあり、いろいろな意味でその存在が際立つキャラクターでした。
独特のバッティングフォームと、そこから繰り出される弾丸ライナーのレフトスタンドに飛び込むホームランが魅力で、何度その弾道に心を揺さぶられたか知れません。
打てない時は揶揄されたりやじられたりして、傷ついたこともあったと思いますが、それでも彼が一軍にいてくれるのとそうでないのとでは、楽しさが全然違ったものでした。
かつての名将、野村元監督がチームに講演にやってきたときに、トレードマークの髭を剃れと彼に命じて、その通りにしたところ全く打てなくなってしまったということもあり、それから再び髭を伸ばし始めたりなどと話題には事欠かず。
練習嫌いでサボって叱られたエピソードなどとともに、ファンを楽しませてくれた彼の引退は、本当に淋しいし、辛いことです。
でも、変わらないものなんてこの世の中には何もないし、特にプロ野球の世界は弱肉強食で、活躍できない人は自然と淘汰されていってしまうのが道理です。
ここ2年ほどは、常に足に爆弾を抱えながらの調整で、1軍でプレイした試合は数えるくらいしかなかった彼にとって、たくさん考え、悩み、家族と相談した結果導き出したのが、現役引退という結論だったのだろうと思います。
ファンとしては、代打の神さまとしてチームに残ってくれることを期待していたし、その姿を思い描いていただけに引退はとても淋しくショックですが、彼が自分の人生を生きる上で自ら決断したことであれば、私は受け入れて応援したいと思っています。
ホームグラウンドでの最終戦、セドナに旅立つ前日なので今年は行かないつもりでいましたが、先ほど急遽残り少ないチケットを確保しました。
優勝した時の33番のユニフォームを携えて、現地でその最後の打席を見守ります。
湘南乃風の「黄金魂」の出囃子に乗せて、大きなおなかをゆすりながらベンチから登場し、打席に立つその姿を、しっかりこの目で見届けよう。
どんな結果になったとしても、「ああ、彼らしい最後だな」と思えるように、思い切りバットを振って欲しい。
淋しくて、その場面を想像するだけで涙がでちゃうけど、これまで見せてもらった最高の場面を数えながら、その日を待とうと思います。
引退を自分で決めることのできる選手は、ごく一部の恵まれた選手だけ。
彼の決断はきっと正しい。
今まで本当にありがとう、ハタケ。
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