看護師は理系です。理系が苦手で仕方がなかった私が看護師になれたのは何かの奇跡として、仕事を始めてからは文系スキルの方が多く求められるような気がします。
毎日看護記録を書いて、患者さんやご家族と接し、チームの仲間と話し合ったことをまとめ、看護計画を修正していくという仕事は、どちらかというと文系脳を多く使います。もちろん、人の生理機能だとか、薬理作用だとか、そういった理系の知識は必要なのですが、それはあくまでもベースにある知識という意味であって、普段フルに使っているのは文系的な思考なのだと思うのです。
中学生のころから文章を書くのが好きで、短編小説や詩などを書きためていましたし、高校の頃は芝居にはまっていましたから、哲学的なことをあれこれ考えたりするのが好きだったり、文学的なものに触れて刺激を受けてきたのだと思います。
理系が苦手な私がここまで看護師を続けてきたのは、まさにそういった思考が看護に必要だったことと、それを楽しいと思う私がいたからだと感じます。
人と人との精神的な繋がりは、目に見えないものです。感じたことがある方もいらっしゃると思いますが、ある人に出会った時に「この人とは初めて会った気がしない」「もうずっと前から知り合っているような気がする」という感覚が湧いてきて、とてもすんなり仲良くなれたりすることがたまにあります。そういう時、ただ単に波長が合うだけでなく、過去生で近いところにいたんだろうなという直感のようなものを感じてきました。
目に見えないものを否定するのは理系の考え方です。科学的に証明されないものは信じないと断言した高校時代の同級生(彼女は医師になりました)の言葉が、今でも耳に残っています。目に見えなかったり、科学で証明できないことは世の中にたくさんありますが、それをすべて信じずにいたら、とても不便で色あせた人生になってしまうのではないか、同級生の言葉を聞いて、高校生の私はそう感じたものです。
患者さんの病状が悪化し、亡くなる寸前に、もう心臓が止まってしまうかというような状態の時でも、「〇〇さん、もう少しで息子さんが到着しますよ、まだ行かないでください」と声をかけると、心臓の鼓動が急にもとに戻ったりするものです。ああ、この患者さんは今、三途の川を渡ろうとしていたんだな、そこで私が息子さんの名前を出したことで、こちら側に繋ぎとめることができたのかも知れないなと、そんな風に感じたことも何度もあります。
また、今の医学では治らないと言われていた患者さんの病気が治癒したり、もう無理だと思われていた神経麻痺が回復したケースなどもあります。だいたいが患者さんの治そうとする意欲の強さが根底にあると考えられていますが、それだけではない何かが働いている可能性もあると、私は思います。
科学で証明されないことが現実にはたくさんあるのですね。
看護師という仕事は、一般の仕事とは逆に、こういった事実に触れる機会がとても多いものです。だから目に見えないものも信じられるし、大切にしたいと思ってここまできました。
臨死期にある患者さんやご家族をたくさん見てきて感じたこと以外に、日常で感じる人々の波動にも影響を受けやすい体質だったので、目に見えないもの、スピリチュアル的なものを否定したことは今までありません。逆に、人は感情の動物ですから、いくら頭でわかっていても感情が動かないということもたくさん経験してきました。理屈ではない、文脈の中で人は生きているのです。
前回の記事(からだがこころに及ぼす影響の大きさについて)でも書きましたが、こころとからだは密接につながっています。こころが元気でなければ本当の意味で健康であるとはいえないのです。
だから、人の体を看ることがメインの病院看護師を辞めて、日常生活を営む中で違和感を感じている人々の心の部分を看て、元気にする仕事がしたいと思うようになったのです。
日本人で神社に行ったことのない人はほとんどいないと思いますが、神社でお詣りすることなどは、日常にあるスピリチュアルな行動であると言えます。
次回はそのことについて書いてみたいと思います。
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