テレビドラマって、つい観ちゃいますよね?
だいたいのドラマは3カ月で1つのシリーズが完結するので、短期的に集中して観ることができますし、お気に入りの俳優さんが出演していたりすると、ストーリーはともかくとりあえず毎週チェックしてしまったりするのではないでしょうか。
私は昨日、あるドラマの最終回を観ていたのですが、そこでふとドラマの筋書きにおける、あるセオリーを発見しました。
たいていのドラマは、主人公の成長物語か、主人公の周囲の人々の成長物語のどちらかに分けることができます。 主人公が成長する過程を見せる 場合は、周囲の人との関わりから影響を受けて、主人公が目を見張る成長を遂げるというもので、主人公の周りの人々が成長する場合は、最初から一貫して変わらない芯の強い主人公の影響を受けて、周囲の人々の考えや行動が変わっていくというパターンです。
3カ月という短いスパンで、人がどこまで変われるかを示すこと、実際に変わったところをどれだけ見せられるかが勝負という感じです。
人は「ビフォー/アフター」が大好きです。リフォーム関連の番組名にもありますが、最初はこんなに大変な状況だったけれど、数ある問題をこんな風に解決したら、こんなに素敵になりました、というのを示すものです。整形する前と後、ダイエットする前と後など、確かにビフォー/アフターを売りにした番組は多いように感じますし、私たちもつい気になって観てしまいますよね。
そして、ドラマにおける変化の過程には、様々な事件がつきものです。主人公が初めて登場するシーンがすでに事件である、というパターンも多くみられます。いわゆる、異分子が投入され周囲が困惑するというものです。
徐々に環境に慣れてきて、周囲の人との仲も良くなってきたころ、たいていは何か事件が起きます。ライバルが出現したり、致命的なミスが起きたり、別れを暗示するような出来事があったり、というパターンです。
いくつかの事件を乗り越えて、雨降って地固まるという具合に、最終回に向けて進んでいくわけですが、この最終回もたいてい二つのパターンにわかれます。
主人公が旅立つか、周囲に溶け込んで一緒に頑張っていくか、どちらかです。
周囲の人たちの成長物語の場合は、主人公が旅立つパターンが多いように感じます。環境に影響を与え変容を促したら、また次の環境に向かい変容を促進するというパターンです。主人公自身が変わる物語の場合、その環境で生きることを肯定し、自己を受容して終了です。どちらの場合も、ほとんどがハッピーエンドです。
おそらくこのパターンというのは、日本人が好む筋書きなのだろうと思います。3カ月の間視聴者を飽きさせないためにしかけをすることを考えると、このパターンが最も効果的なのだと思います。
もちろん、ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯以外に放送されるドラマには、これとは全く違う筋書きもあることでしょう。でもその場合、私たちは見終わった後に、なんだか妙な違和感を感じます。その違和感をあえて狙っているドラマもあります。要するに、ビフォー/アフターを見せたのちハッピーエンドになるという王道が好まれることがわかっているから、あえてそれを破ることによって居心地の悪さを感じさせ、印象に残る内容にするという考え方です。
最終回の直前まで王道の展開だったけど、最後の最後に壮大なオチが仕込まれている場合もありますよね。見終わった後の衝撃を強く感じさせ、続編や映画版などにつなげたい場合などに有効な手法のようです。
こんな風に、「つい観ちゃう」「続きが気になる」というメンタルにするための仕掛けが取り入れられているのが、テレビドラマの世界です。ほかにもバラエティ番組などでよく取り入れられている手法で、我々視聴者に目を向けさせるように仕向けられているというものもたくさんあります。
人生はドラマのようにはいかないけれど、人の興味を惹きつけたり感動させたりするためには、ビフォー/アフターの考え方が効果的。
劇的に変わるって、自分も周りも感動しますもんね。
変わりたくても変われずにいるのであれば、思い切ってドラマの筋書きみたいに変わる方を選んでみてはいかがでしょうか。
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