フルタイムで仕事をしていて、満員の通勤電車に揺られて片道1時間以上かけて通っているという方は、おそらくたくさんいることでしょう。
朝9時から働いて、仮に1時間残業したとして18時の業務終了まで9時間働きます。通勤は片道1時間として往復2時間。全部足して11時間です。
一日24時間から11時間を引くと、13時間残ります。
睡眠時間を6時間と考えて、13時間から6時間を引いた7時間が、仕事と睡眠以外に使える時間です。
しかし、7時間がすべて自由に使えるわけではありません。
仕事に行く前の支度に1時間かかるとします。帰宅してから食事を作り、食べ、後片付けを終えるまで2時間とします。入浴に1時間かかるとすると、合計4時間です。7時間から4時間を引くと、たったの3時間しか残りません。
その3時間をまとめて自由時間として取れるかというと、それがそうでもありません。様々な理由で私たちの時間は分断されます。届いたメールやLINEメッセージへの応対、子どもの宿題を見てあげること、家族の話を聞くこと、かかってきた電話で話すこと、などなど。
そうやって分断された時間の中で、見たいドラマなんかがあった場合は、もう1~2時間くらいしか自分のことに費やす時間が残っていないことになります。
そんな風に慌ただしく平日を過ごし、やっと休みになった週末には、溜まっていた家事や先送りにしていた銀行への振り込みなどの雑事をやっつけます。気づくと半日終わっていたなんてこともよくあるでしょう。
結局そんな風にあっという間に週末も終わって、また新しい週が始まる、そんなことの繰り返しで私たちは生活し、歳を取っていくのです。
これでは、時間の奴隷として生きているといっても、過言ではありません。
時間に余裕がない時、人は気持ちにも余裕がなくなります。気持ちに余裕がないと何が起きるかというと、生活に関係のないことをちゃんと考えることができなくなるのです。
頭の中が仕事と生活でいっぱいになってしまうと、その日をそのことをやり過ごすことで精一杯になります。だから子供の学校行事の準備などを忘れてしまったり、約束していた友達と会う約束を忘れて、別の予定を入れてしまったりします。
忘れていたことに気づくことはストレスになるので、次第にそのストレスを受けないようにしようと考えるようになります。つまり、仕事と生活以外のことは頭から締め出すようになるのです。自分のキャパを越えることを、脳が拒否するようになるわけです。
こうして徐々に生活に張りがなくなり、貧しくなります。貧しいというのは物質的なものではなく、精神的な意味でです。現代日本は物質的には溢れている状態ですから、忙しくてもコンビニ弁当でしのぐことができますし、おなかは膨らせることができます。
ですが、コンビニ弁当で虚しさを埋めることはできません。
時間がなければ、考える暇もないということです。考える暇がないと、いつまでも同じ場所に留まることになります。同じ場所に居続けることは、成長しないのと同義です。変わらないことは良いことではなく、自然の摂理に逆らう不自然極まりないことなのです。
万物は絶えず流転するもの。その法則に逆行し、時の流れに逆らうようにその場に立ち続けるようなものです。生活することに縛られ、精神の自由を奪われた状態を続けると、結局自分の人生は一体何なのだろうという虚無感に苛まれることになってしまいます。
自由な時間がなければ、精神は解放されません。
時間の奴隷でいることに何の疑問も抱かずにいると、きっとそのまま人生を終える時が来てしまいます。
それはとても悲しいことです。
心の豊かさを手に入れるために、自由な時間を多く持つことを選択する生き方は、本当は誰にでもできるはず。
自分には無理だとか、家族がいるからできないとか、それは自分が変わることを恐れているから。
変化を恐れる気持ちはブロックの一種です。
私にもそのブロックはあります。
でも、それを開放して先に進まなければ、いつまでも心の豊かさは手に入らないように思えてならないのです。
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