スピリチュアルなおはなし

2019 セドナ体験記⑪

これまで11回にわたってまでお付きあいいただいたセドナ体験記も、今日で最後となります。

とても中身の濃い、充実した3日間でした。

最後の夜は、 その日起きた出来事を、細かいことまで忘れないようにとつぶさにフィーリングノートに書きとめ、頭の中を整理して、瞑想で気持ちを整えました。

そして、これからの長時間の異動と時差に備えて、荷物のパッキングをあらかた終えてから、お風呂にゆっくり浸かって仮眠をとりました。

お世話になったホテルの部屋ともお別れだと思うと淋しさが募りましたが、とても居心地がよかったので、ベッドメイクのチップをそれまでの倍の2ドル置いて、部屋を出ます。

真夜中の1時20分にロビーに集合し、シャトルバスに乗ってフェニックス空港へと向かいました。

夜中の車中、きっと眠くなって寝てしまうだろうと思っていましたが、意外にも眠くなることはなく、健康のことや認知症のこと、世間の人たちが気づいていないことなどについて話の花が咲き、これからのビジネスの方向性についての大きなヒントが得られることとなりました。

このblogでもたびたび書いていますが、心と体は密接な関係があり、心のありようが病気を引き寄せているのですが、そのことに人々は(医療関係者も)気づいていないのだと感じます。

本当は薬に頼る西洋医学のみでなく、人間を総合的にみて必要なアプローチをするホリスティック医療の考え方を取り入れていくべきなのですが、どうしても西洋医学偏重の流れを変えることができないでいます。

私はどちらもバランスよく取り入れて、自分や周りの人が健康に幸せに生きることができるような、そんな考えかたができる人たちを多く作りたいという思いを持っています。

心の健康を保つことはすなわち、体の健康を維持することに繋がります。

医療資格を持つ私だからこそできることがたくさんある、そう改めて気づいたし、そのためのリソースは身近にあるということを気づかせていただいた、車中無料ビジネスコンサル(笑)に感謝することとなりました。

日本の大人たちがもっと人生を楽しめるようになれば、これから年老いて死んでいくだけの国にならずに済む。

少しでもそのために力になりたいという思いが加速するのを感じながら、あっという間に2時間30分が経過して、フェニックス空港に到着です。

空港の出発ロビーから見た朝焼けが綺麗でした。

フェニックスからは、現地時間6時39分発のロス行きの便に乗って、1時間もしないうちにロサンゼルス空港に到着です。

ロスからのトランジットは4時間程度ありましたので、朝食を食べたり話をしたり、書き物をしたりして、思い思いに過ごしました。

そして、ここでまたちょっとしたいいことが起きたのです。

実は、フェニックスからロスまでの便は、あらかじめシートがリザーブされていたのですが、ロスから成田までの便は飛行機自体の予約はできているにもかかわらず、シートが決まっていないという状況でした。10名の一行のうち、半数がその状態だったので、ロスでトランジットの間にシートを取る必要がありました。

フェニックス空港の自動発券機で予約しようとしたところ、すでに一般席がすべて埋まってしまっており、リザーブするにはアップグレードしかなく、それにはエクストラフィーがかかるということでした。何万も余計に支払う必要があるとのことで、とりあえずその場で予約するのを諦め、ロスまでやってきたのです。

もしかするとアップグレードどころか、シートがなく次の便になってしまうという可能性もありました。

しかし、私たちはスピリチュアルライフコーチの一団ですので、不思議とシートがないという最悪の状況を想定することなく、ここで引き寄せを発揮すべくこんなことを言っていました。

アップグレード無料でしてくれたー♪
超ラッキー!

そういえば初日にCathedral Rockに登る時も、駐車スペースの空きを引き寄せるために、「ちょうど2台分空いてたー♪ ラッキー♪」と言いながら向かったら、本当に待たずに駐車することができたなぁと思い出しながら待っていたら、ここでも無償でアップグレードしてくれることに^^

うん、やっぱり、ポジティブに願うって大事!

さすがにみんな同じブロックというわけにはいきませんでしたが、おかげで快適な12時間あまりを過ごすことができました。

長時間の空の旅を映画を3本観て過ごし、成田に到着すると、すでに日本は日曜の午後。

帰りは一日損したような気分になりますね(笑)

11月のセミナーでの再会を誓って、最後はメンバーみんなとハグして別れました。

北は北海道から西は広島まで、様々な場所から集ったセドナ一行のメンバーとは、絆が深まりましたし、これからも支え合っていけるのではないかと感じます。

成田から自宅への帰りのリムジンバスから眺めた、日本の夕暮れの空。

帰ってきたという安心感と、帰ってきてしまったという淋しさが交錯します。

まだ道半ばだけれど、これからの生き方のヒントを与えてくれたセドナツアー。

この仲間と、この地で過ごした時間は、きっと一生の財産になることと思います。

ここで得たものを、これからはかたちにしていくことが、不在の間支えてくれた家族への、何よりのお土産になると信じつつ、セドナ体験記を終えたいと思います。

最後までお読みいただいたみなさま、ありがとうございました。

最後に、セドナに注がれる天使の梯子の写真をシェアして、このシリーズを終えたいと思います。

みなさまの人生に、幸あらんことを。

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