日本には、ハグという文化がありません。
20代の頃に渡英して、トータルで3年ちょっとの間ヨーロッパに住んでいましたが、その時普通にハグしている西欧の人々を見て、知ってはいたけど本当にこんなことするんだー!と驚いた記憶があります。
久しぶりに会った人には猛烈ハグをするし、初対面の人でもスペインではハグにプラスして両頬キス(実際にはチュッと音をさせるだけ)も加わるし、特にHSPで人見知りだった20代の頃の私にとって、慣れるまでは挨拶は結構なイベントだったものでした。
でも、慣れてしまうと、ハグという手段は感情を表現するのにとても適しているものだと感じるようになりました。
嬉しい、楽しい、大好きを表現するのに、本当は言葉はあまり必要じゃなくて、ハグさえあれば全部伝わるということがわかってきたのです。
海外にいると言語が万能ではない状態で、特にスペインに滞在していた頃は日本語で話す機会は全くと言っていいほどありませんでしたので、自分の感情をダイレクトに言葉で伝えるのに、少し壁があるような状態でした。
相手の気持ちを察するというのも、日本人特有のものなので、察してもらえず訴える手立ても限られていて、苦労した覚えがあります。
でも、ハグをすれば大抵のことは解決しました。
何というか、相手との距離を縮めたり自分の思いを伝えるのに、ハグほど適切なものはないというくらい、ハグは万能です。
なのに、日本語にはハグという言葉がありません。
ハグする文化がないからです。
子どもの頃は、しょっちゅう両親にくっついていたし、きょうだいや友達とも普通に接触していて、それが恥ずかしいとかそんなことは思いもしません。
ハグするのが当たり前なのが、子供のころです。
成長するにしたがって、何やら恥ずかしさのようなものが湧いてきてしまい、徐々にハグどころか、他者との身体的接触を避けるようになります。
パーソナルスペースというものが確立されるのがその理由の一つですが、私はそれよりもっと大きな理由があるように思います。
それは、年齢を重ねるにしたがって、魂の声に素直に従うことができなくなってしまうということです。
うちの娘が小さい頃、甘えたい時はいつでも「だっこ」とか「ぎゅーして」とか言って寄ってきましたが、私が忙しかったりそれどころではない時は、娘の甘えたい気持ちを大切にしてあげることができなかったものでした。
今思えば、あの時もっとぎゅーっとしてあげればよかったと、胸が痛みます。
ですが、生活の中で、子供の欲求をすべて満たしてあげられる親というのは、滅多にいないはずです。
やがて少しずつ、子供たちは、自分の欲求は満たされないものだと悟るようになります。
次第にガマンすることを覚えてしまうんですね。
魂の欲求を思考で抑え込むことを学んでいくというわけです。
そうして、一人前の日本人になってしまう。
ハグをしない日本人に、です。
昨今では、ハグを意味する言葉のない日本に、「hug」は「ハグ」として輸入され、一般的に使用されるようになってきました。
フリーハグで国家友好や、人の心を癒す活動をしている人もいます。
ハグが少しずつ、文化になりつつあるということでしょうか。
前述したように、ハグすると言葉は不要になります。
そのメカニズムとして、ハグは身体的接触によるエネルギー交換であって、言葉によるエネルギー交換に代わるものになりうるからだと考えることができます。
相手の感じていること、思いがエネルギーとなって、身体を通じて自分の中に流れ込んできます。
同じようにハグをしても、相手が違うと感じる感覚が違うのは、エネルギーが異なるからです。
日本人も恥ずかしがらず、もっとハグをして、エネルギー交換をすべきだと私は思います。
なので私は、子供の頃充分に甘えさせてあげることのできなかった娘に対して、わりと頻繁にハグ活動をしかけています(笑)
最近は娘の方からハグをしかけてくることも増えました^^
不思議なことに、疲れていたり嫌なことがあったりしても、ハグすると楽しくなって嬉しくなって、波動が一気に上がるんですよね。
みなさんも、まずはご自分の身近な人とハグして、エネルギーを充填してみましょう。
恥ずかしいのは最初だけです。慣れれば、やらないと気持ち悪い感じになります。
ハグ習慣を日常に加えたら、あなたの身の回りにいる人みんながハッピーに過ごせるようになるはずですよ。
是非おためしを^^
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