スピリチュアルなおはなし

出来ごとには良いことも悪いこともない

世の中にはたくさんの人がいて、それぞれに感じ方も生きてきた過程も違うので、同じことがあってもそれを良いことと捉える人もいれば、当たり前のことと捉える人もいるし、悪いことだと考える人もいます。

例えば空腹。
ダイエット中の人は空腹を心地よく感じたり、今脂肪が燃えてるなーと嬉しくなったりするものですが、血糖値が下がってイライラしてしまう人もいますよね。

目的があって買い物に行った時、店員さんが寄ってきてくれたら助かったと思いますが、ただなんとなくブラブラしている時にセールスのため店員さんが近づいてきたら、ちょっと鬱陶しいと思ったり。

そう考えると、自分にとっての「良いこと」は他者にとって「悪いこと」だったりするし、その逆もあるわけです。また、同じ人でも時と場合によって、違う捉え方をする場合もあるんですよね。

ニール・ドナルド・ウォルシュ著「神との対話」の中に、神は良いことも悪いことももたらさず、ただ出来ごとのみをもたらすという意味のことが何度も出てきます。

出来ごとに意味付けをするのは個人であって、最初から良いことや悪いことがあるわけではないという意味ですね。

確かに、冒頭で挙げたように、同じことでも人によって解釈が違うのだから、その通りだと思います。

何かがあって落ち込んでいる時は、なぜ自分がそんなふうに感じるのかを客観的に見て、その意味付けを変えてみると落ち込みから早く回避できます。

それが、「スピリチュアル・スピン」という方法です。

例えば、風邪を引いて仕事を休まなければならなくなってしまったとします。
今日やらなければならないことが山積みだったのに、休んだことで翌日以降にしわ寄せが来てしまうと思うと、風邪を引いてしまった自分を責めたり、翌日以降のことを考えて憂鬱になってしまったりします。

でも、最近疲れが溜まっていて、その影響が風邪という形で体に出てきてしまったんだと解釈し、ゆっくり休む機会をもらったから思い切り寝て過ごそうと考えることができれば、休んだことについて自分を責めたり、憂鬱な気持ちになるどころか、休日というご褒美をもらえたと思えてラッキーだと感じることができるでしょう。

こうした日常生活の小さな出来事にもスピリチュアルスピンは使えますが、もっと大きな、人生の中の転機となった出来事なども、そんな風に捉えることができます。

私は大学院に進むと決めた時、あるグループ病院で教育師長をしていました。看護師の教育をより深く学び、研究するために進学を決めたのですが、なんとそれをきっかけに理不尽な異動と降格を申し渡されたのです。

教育を学びたいのに、教育師長を外されてしまった上に、教育の面ではグループの中で最も低いレベルの病院の外来に飛ばされてしまい、完全にやる気を失ってしまったものでした。

その時は、大学院2年間の間は、それに集中するために頑張ろうと、そう切り替えようと思って頑張ってきましたが、やはり働きにくい場所でやりたくない仕事をすることが大きな負担となり、最終的には研究との両立が難しくなり仕事を辞めたという経緯があります。

今考えてもあの頃のことは黒歴史とも言えるもので、思い出すと胸の中がザワザワしたりするのですが、でも考え方を変えてみると、その時出会った仲間の存在や、キャリアの方向性に沿わない異動がモチベーションを下げるものだということを実体験できたということなどが、確実に私の中で財産となっていることが分かります。

今でも時折その時の同僚と会うなどして親交を保つことができているのも、あの時短い間でもあの病院に勤めていたからだと思うと、黒歴史の側面が消えて、一部の楽しい思い出が浮き上がってくるということを経験することができるというわけです。

こうやって、何でも単なる「出来事」に過ぎず、それを良くも悪くもしているのは自分の意味付けのせいだと考えてみると、気持ちが晴れてくるのを感じませんか?

同じ生きるなら、楽しく生きたほうが絶対に得ですよね。
スピリチュアル・スピンの考え方を取り入れて、人生の意味付けを変えてハッピーに行きましょう♪

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